スペースキューブ一級建築士事務所

島民と来訪者のための交流拠点施設です。前方は海、後方は山という自然豊かな立地を活かし、海と桟橋の方へ大きく開く建物を計画しました。海へ向かって開くファサードにはフレキシブルなテラスを設けました。テラスはエントランスの扉を引き込めば交流スペースと空間が繋がります。また、構造壁と屋根にCLTを用いシンプルで合理的な構造としました。格子リブ入りの屋根パネルは重量を抑えながら大スパンの空間を可能にします。リブ部分には断熱材や配線が設置できます。内部は壁や天井をCLTの現しとすることで木の温もりが印象的な空間としました。